藍染柿渋縞柄　利休帽｜利休帽、和装用帽子の専門店「利休工帽 茶人」

藍染と柿渋染、伝統の染めを贅沢に合わせた絶妙な風合い。

王道の藍染と、希少価値の高い柿渋染。藍染をベースに、数種類の藍染と柿渋染の糸を交互に織り上げて縞柄に仕上げた、贅沢な利休帽です。

藍染は、千年以上の歴史を持つ我が国最古の染色技術であり、「ジャパンブルー」の名で世界に認められるまでになっています。
洗いを重ねるごとに色が変わっていくのが特徴で、時を経て自分だけの色合いになり、渋さと愛着がましてくるところが、藍染本来の愉しみ。藍染は、育てる喜びを味わう事のできる「生きている色」なのです。

柿渋染は、柿の実を絞った汁を発酵させ、染色させる草木染の一種。
青柿の汁を発酵させて原液を作り、二年ほど寝かせてようやく完成を迎える柿渋汁は、深く熟した色を帯び、天然の色を醸し出します。柿渋染による布地は、時と共に深く柔らかく、味わいのある彩りに変化してゆきます。その時間と手間、染ムラにより、大量生産に向かず敬遠されており、現代では希少価値のある技法です。

昔ながらの藍染、柿渋は、天然染料ならではの風合いが素晴らしく、職人が持つ染色へのこだわりが光ります。

時代を超えた日本の彩り「藍染」と、素朴さと凛々しさを併せ持つ「柿渋染」が奏でる縞模様のコンビネーション。伝統の染めによる縞模様は端麗なリズムを生み出し、座の視線を釘づけにする事でしょう。

※ご注意※
藍染・柿渋染の為、色落ちしていきます。変化していく風合いをお愉しみ下さい。

マジックテープについて

全サイズに国産のマジックテープがついています。
マジックテープは、すべりの内側に付いているため目立たず、帽子の縁が崩れることもありません。